Category / アレンジメント
文化祭と道具の話とその他
アレンジメント
今日は、青梅市役所職員のみなさんの文化祭です。
写真、絵、手芸… 職員のみなさんがクラブで作った作品を展示します。華道部も。
草月流の華道部があって、一人1作品の小品展示と役所のエントランスに合同製作の大作を飾ります。
写真がその大作。
いつもは、Fさんが補助に行くのですが今日は夕方から別の仕事が入っていて、代わりに私が久しぶりに行きました。
納品するだけならば誰が行っても同じなのだけれど、途中までは花材を切ってあげなければならないので、
大きな作品に使う材料を、目分量でバシバシ切れる人間でなければいけなかったのです。

写真の、木の枝はウンリュウヤナギ。2種類ある赤い実の、高いところに使っているのはウメモドキ。
どちらも、太かったり硬かったり、素人の女の方だとノコギリで切らなければ無理だけれど
いちいちノコギリなんて使ったら、時間も掛かるし。実が取れちゃうし。
「長さこんくらいでイイですか?」とか言いながらバッチンバッチン切っていたら「ほぉぉぉ〜〜!」と歓声が上がりました。
妙なところで感心されるもんだ。
まぁ、ね。
花屋は良いハサミを使っているからね。
ココにこの角度で歯を入れれば、スット切れる!みたいなツボも知っているし。
多分、花屋は素人の花好きさんが1年間に切るのと同じ位の量の花を1日で切っていると思います。
100本1箱で何十箱も仕入れた花を水揚げして、作品を作る時にまた切るからね。
1回のお稽古で10本の花を切ったとして、1ヶ月に30本。1年で360本。
…1時間で切ることもありそうだな。
私がお稽古している生徒さんには、「これ、あたくしがお嫁に来た時に持ってきたものなんです!」なんて言いながら
大切にハサミを使う方もいらっしゃいますが、花屋じゃそれはムリだなぁ。
細心の注意を払って、「刃を悪くしそうな枝物は別の道具で!」みたい使い方をしていれば、10年くらいはもつ物だ、とは聞きますが、
んなコトしてたら、お客様をお待たせしちゃうよ。

道具は道具。作業がしやすいように、悪くなったら取り替えます。切れ味が鈍ったものを使い続けると手を傷めるし。
私は道具よりも自分の手の方が大事だな。「道具は命」とは言うけれど、やりすぎはタダの自己満足よ。
道具に気を払う余裕があったら、花の表情やお客様を見たほうが絶対イイ。
ちなみに、ウチの店で使っているのはアルス社という園芸鋏のメーカーのミニチョキです。
これねぇ、なんでミニチョキっていうのかしら? ミニチョキがあるからにはビッグチョキなるものがあるのかしら?
ところで、当ブログは明日から1週間、お休みをさせていただきます。
当ブログのカメラマンこと、ウチの長女がカメラを持ってオランダとドイツに行ってしまうのでブログ用の写真が撮れないの。
ちょっと、最近忙しいし。まことにまことに勝手ながら、1週間だけ休暇を頂きます。
娘は、ヨーロッパの花屋と花の流通を見に行きます。
世界最大の花市場、アルスメールとか。ドイツのフローリストとか。
10月末は、あちらはお墓参りのシーズンなので共同墓地めぐりとか…
仕入れ担当「アルスメール! アルスメール!」
かおる 「ドイツのリボン! ドイツのリボン!!」
長女 「…うん。写真撮ってサンプル買ってくる。」
ま、風邪ひかないように。楽しんでおいで!
お土産はサラミでいいよ。(今って税関通れるんだっけ?)
それでは、しばらく失礼いたします。ヨーロッパ花屋事情、報告いたしますね!お楽しみに!!
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写真、絵、手芸… 職員のみなさんがクラブで作った作品を展示します。華道部も。
草月流の華道部があって、一人1作品の小品展示と役所のエントランスに合同製作の大作を飾ります。
写真がその大作。
いつもは、Fさんが補助に行くのですが今日は夕方から別の仕事が入っていて、代わりに私が久しぶりに行きました。
納品するだけならば誰が行っても同じなのだけれど、途中までは花材を切ってあげなければならないので、
大きな作品に使う材料を、目分量でバシバシ切れる人間でなければいけなかったのです。

写真の、木の枝はウンリュウヤナギ。2種類ある赤い実の、高いところに使っているのはウメモドキ。
どちらも、太かったり硬かったり、素人の女の方だとノコギリで切らなければ無理だけれど
いちいちノコギリなんて使ったら、時間も掛かるし。実が取れちゃうし。
「長さこんくらいでイイですか?」とか言いながらバッチンバッチン切っていたら「ほぉぉぉ〜〜!」と歓声が上がりました。
妙なところで感心されるもんだ。
まぁ、ね。
花屋は良いハサミを使っているからね。
ココにこの角度で歯を入れれば、スット切れる!みたいなツボも知っているし。
多分、花屋は素人の花好きさんが1年間に切るのと同じ位の量の花を1日で切っていると思います。
100本1箱で何十箱も仕入れた花を水揚げして、作品を作る時にまた切るからね。
1回のお稽古で10本の花を切ったとして、1ヶ月に30本。1年で360本。
…1時間で切ることもありそうだな。
私がお稽古している生徒さんには、「これ、あたくしがお嫁に来た時に持ってきたものなんです!」なんて言いながら
大切にハサミを使う方もいらっしゃいますが、花屋じゃそれはムリだなぁ。
細心の注意を払って、「刃を悪くしそうな枝物は別の道具で!」みたい使い方をしていれば、10年くらいはもつ物だ、とは聞きますが、
んなコトしてたら、お客様をお待たせしちゃうよ。

道具は道具。作業がしやすいように、悪くなったら取り替えます。切れ味が鈍ったものを使い続けると手を傷めるし。
私は道具よりも自分の手の方が大事だな。「道具は命」とは言うけれど、やりすぎはタダの自己満足よ。
道具に気を払う余裕があったら、花の表情やお客様を見たほうが絶対イイ。
ちなみに、ウチの店で使っているのはアルス社という園芸鋏のメーカーのミニチョキです。
これねぇ、なんでミニチョキっていうのかしら? ミニチョキがあるからにはビッグチョキなるものがあるのかしら?
ところで、当ブログは明日から1週間、お休みをさせていただきます。
当ブログのカメラマンこと、ウチの長女がカメラを持ってオランダとドイツに行ってしまうのでブログ用の写真が撮れないの。
ちょっと、最近忙しいし。まことにまことに勝手ながら、1週間だけ休暇を頂きます。
娘は、ヨーロッパの花屋と花の流通を見に行きます。
世界最大の花市場、アルスメールとか。ドイツのフローリストとか。
10月末は、あちらはお墓参りのシーズンなので共同墓地めぐりとか…
仕入れ担当「アルスメール! アルスメール!」
かおる 「ドイツのリボン! ドイツのリボン!!」
長女 「…うん。写真撮ってサンプル買ってくる。」
ま、風邪ひかないように。楽しんでおいで!
お土産はサラミでいいよ。(今って税関通れるんだっけ?)
それでは、しばらく失礼いたします。ヨーロッパ花屋事情、報告いたしますね!お楽しみに!!
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- 2007/11/05 21:23:21
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美味しくないけど、なんかいいでしょう?
アレンジメント

娘が、花屋の学校で作った共同制作のハロウィンディスプレイです。
「写真だとよく分からないけど、人形芝居の舞台みたいにしてあって、屈みこんでカーテンを覗くと
ハロウィンのアレンジメントと、秋の野原の向こうに月が出ているのが見えるの」とのこと。
う〜〜〜〜ん… 実物を見なくちゃ、よく分からないな。
総勢6人で制作したのだそうです。
写真は、ちょっと手慰みに活けてみたアレンジメント。
秋色アジサイ、山ブドウ、シルバーブルニア、コチア、ホーガス。
山ブドウは、仕入れ担当が「こんなの使う?」と試しに仕入れてきたもの。
イソップ物語の「キツネと酸っぱいブドウ」とか、「ブドウを食べた鹿」の話に出てくるのはこれです。
店にもってくるやいなや、あちこちから手が伸びました。

Fさん「山ぶどう〜〜〜!? へぇ!どれ!!」(と言って一粒パクリ)
Mちゃん「えっ! 食べた!! んじゃ 私も!」(と言って一粒)
かおる「私もつまむ!! うわ! 酸っぱ!!」
お客様「こんにちは〜〜!」
かおる「あ!いらっしゃいませ!! ねぇこれ!! 山葡萄ですよ!」
お客様「なに? 食べられるの?」
かおる「酸っぱいですけどね!」
お客様「す〜〜〜〜っぱい〜〜〜〜〜!!」
Fさん「好き好んで食べるもんじゃないな」
仕入れ担当「……食べるために持ってきたんじゃないんだけど!分かってる?
これは! は・な・い・ち・ば!!で仕入れたもんなの! 果物じゃなくて花材なんです!!まったくもう!」
かおる「もう食べないから平気だよ。」
Mちゃん「美味しくないです。コレ。」

よく熟して、腐る一歩手前くらいになると結構甘くなりますが、皮にエグミがあるので、やっぱりそんなに美味しいものではありません。
(ちなみに、この山ブドウは食べても問題のないものですが、花屋の植物は野菜や果物と農薬の基準などが違うので食べると
身体によくないことが多いです! また、花屋で売っている植物には猛毒があるものもありますので好奇心で食べてみるのは危険です!!)
山ブドウは、よく野ブドウや山ゴボウと間違えられます。
野ブドウも山ゴボウも、薬草ではありますが毒があるので食べられません。
どちらも、山や線路脇などに生えていることが多いのでお年寄りや子供さんの誤飲・誤食には気をつけてくださいね!
地元のお散歩保育で有名な保育園は、ヤマゴボウのことを「怖い怖いだから食べちゃダメ!」と子供達に教え込んでいます。
最近では、グロリオサの根っこを山イモと間違えて食べた方がいる、と聞きました。
グロリオサは赤や黄色の花が咲く華やかな花です。ユリ科の植物。
ウチの店でも切花は定番で仕入れていますが、鉢植えの根っこは有毒です。
ほかにも色々。ヒガンバナの仲間とか、ベラドンナやトリカブトなんて毒では有名でしょう?
花はとても綺麗なんだけれどね。
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- 2007/11/01 20:07:50
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オクラ ダリア戦
アレンジメント
久しぶりのアレンジメント。
金曜日に、市民センターでアレンジメント教室をするので「どのくらい花材を用意しようかな?足りるかな?」と
思って作った試作です。

花材は、黒ダリア、ニュッと突っ立っているのがオクラ。薄紫のパラパラした花がヒメヒゴダイ。
リンゴ、赤ドラセナ、赤バラ、ゲイラックス。オクラは、茎の部分も使っています。
黒いダリアは、これねぇ。最近のお気に入りです。プリッとしてキリッとしていてね。
黒ダリアでは、黒竜や黒蝶という妖艶でグラマーな品種がポピュラーなのですが、この子はちょっと雰囲気が違う。
黒竜や黒蝶が「お色気むんむん!」な熟女なら、これはちょっと人見知りな感じがするのにセクシーな、
色白黒髪の美人さんな感じかしら。分かりにくい?
オクラの実の手前にある同じ色の丸っこいものは、オクラの花。
オクラって、実が上を向いてつくのよね。
長女は、下を向いてナスやトマトようにぶら下がってなるものだと、勘違いしていました。
娘 「えぇ〜〜…グロテスク!! 変! 醜い植物!!」
かおる「そんなひどい…あなた、変な植物好きじゃない」
娘 「キライとは言っていないけど?面白いし。色がいいし。でも変!」
かおる「……(気に入ったんだな…)」

これが、枝についた状態ね。
葉っぱがついた状態で入荷しますが、使う時には毟ってしまいます。
茎の切り口は、触るとちょっとネバネバします。
赤いオクラは商店街の八百屋さんで夏の間売っていたので、夕飯の材料を買いに行った時に売っていると、
ついでに買って、よく使っていました。(アレンジメントにね!)
今晩、主人は東京ベルディVSサガン鳥栖戦を見に行っていました。
鉢植えを仕入れている、青梅インターフローラという近所の市場が東京ベルディのスポンサーをしていて、
ウチの店も誘われて協賛をしているのですが、先日市場の社長から
「かおるちゃんよ!お宅の旦那がな、水曜のナイトゲームじゃなくちゃ行かないとか言ってんだけどよ!
取ったぞぉ水曜のナイトゲーム! 来るよね!!」と電話がかかってきたのです。
一応広告。 東京ベルディのサイトはこちらです。
協賛店の紹介ページは、このページの真ん中くらい。「ヴェルディサポーターはここで花を買おう!」です
どうやら、市場で
社長さん「誘ってんのに、いっつも来ないじゃない! いつなら来れんのよ?」
主人 「だって、土曜日なんかに誘われても行けないですよ。結婚式とかで忙しいのに、サッカーなんて無理!水曜日!
水曜日のナイトゲームなら行きます」というやり取りがあったみたいなのです。
面倒くさがっていたけれど、「さすがに断れない」とか言って夕方から出かけていきました。

結局、かなり楽しんで帰ってきました。
「2部だからって、バカにならんものだよ。3−2で動きがあったから見ていて面白かったし。
もうちょっとスタジアムが近かったらなぁ。 しょっちゅう行っちゃうんだけど!」
ラモス監督が格好よかったそうです。
主人 「足が長いし細いし。腕振り回してすぐ出てくるから、目立つ目立つ!いやぁ、ディフェンスって走るもんだなぁ」
かおる「寒くなかった?」
主人 「いや? 僕はどっちかというと暑かった!お姉さんがひざ掛けもって来てくれたし。
キリッとしてけっこうきれいなお姉さんだった」
かおる「あっそ。ガラス張りの部屋だったの?」
主人 「あれは超VIP席。僕たちがいたのはVIP席。ビールサーバーがあって飲み放題でね。9杯のんだヤツもいた」
なにやってんだか、まったく。
2万何千人かが入る味の素スタジアムでの試合だったのですが、3千人しか人がいなかったそうです。
めざせJ1昇格!
よかったらみなさま、見に行ってあげて下さいな!
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金曜日に、市民センターでアレンジメント教室をするので「どのくらい花材を用意しようかな?足りるかな?」と
思って作った試作です。

花材は、黒ダリア、ニュッと突っ立っているのがオクラ。薄紫のパラパラした花がヒメヒゴダイ。
リンゴ、赤ドラセナ、赤バラ、ゲイラックス。オクラは、茎の部分も使っています。
黒いダリアは、これねぇ。最近のお気に入りです。プリッとしてキリッとしていてね。
黒ダリアでは、黒竜や黒蝶という妖艶でグラマーな品種がポピュラーなのですが、この子はちょっと雰囲気が違う。
黒竜や黒蝶が「お色気むんむん!」な熟女なら、これはちょっと人見知りな感じがするのにセクシーな、
色白黒髪の美人さんな感じかしら。分かりにくい?
オクラの実の手前にある同じ色の丸っこいものは、オクラの花。
オクラって、実が上を向いてつくのよね。
長女は、下を向いてナスやトマトようにぶら下がってなるものだと、勘違いしていました。
娘 「えぇ〜〜…グロテスク!! 変! 醜い植物!!」
かおる「そんなひどい…あなた、変な植物好きじゃない」
娘 「キライとは言っていないけど?面白いし。色がいいし。でも変!」
かおる「……(気に入ったんだな…)」

これが、枝についた状態ね。
葉っぱがついた状態で入荷しますが、使う時には毟ってしまいます。
茎の切り口は、触るとちょっとネバネバします。
赤いオクラは商店街の八百屋さんで夏の間売っていたので、夕飯の材料を買いに行った時に売っていると、
ついでに買って、よく使っていました。(アレンジメントにね!)
今晩、主人は東京ベルディVSサガン鳥栖戦を見に行っていました。
鉢植えを仕入れている、青梅インターフローラという近所の市場が東京ベルディのスポンサーをしていて、
ウチの店も誘われて協賛をしているのですが、先日市場の社長から
「かおるちゃんよ!お宅の旦那がな、水曜のナイトゲームじゃなくちゃ行かないとか言ってんだけどよ!
取ったぞぉ水曜のナイトゲーム! 来るよね!!」と電話がかかってきたのです。
一応広告。 東京ベルディのサイトはこちらです。
協賛店の紹介ページは、このページの真ん中くらい。「ヴェルディサポーターはここで花を買おう!」です
どうやら、市場で
社長さん「誘ってんのに、いっつも来ないじゃない! いつなら来れんのよ?」
主人 「だって、土曜日なんかに誘われても行けないですよ。結婚式とかで忙しいのに、サッカーなんて無理!水曜日!
水曜日のナイトゲームなら行きます」というやり取りがあったみたいなのです。
面倒くさがっていたけれど、「さすがに断れない」とか言って夕方から出かけていきました。

結局、かなり楽しんで帰ってきました。
「2部だからって、バカにならんものだよ。3−2で動きがあったから見ていて面白かったし。
もうちょっとスタジアムが近かったらなぁ。 しょっちゅう行っちゃうんだけど!」
ラモス監督が格好よかったそうです。
主人 「足が長いし細いし。腕振り回してすぐ出てくるから、目立つ目立つ!いやぁ、ディフェンスって走るもんだなぁ」
かおる「寒くなかった?」
主人 「いや? 僕はどっちかというと暑かった!お姉さんがひざ掛けもって来てくれたし。
キリッとしてけっこうきれいなお姉さんだった」
かおる「あっそ。ガラス張りの部屋だったの?」
主人 「あれは超VIP席。僕たちがいたのはVIP席。ビールサーバーがあって飲み放題でね。9杯のんだヤツもいた」
なにやってんだか、まったく。
2万何千人かが入る味の素スタジアムでの試合だったのですが、3千人しか人がいなかったそうです。
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- 2007/10/25 00:37:44
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結局どこが違うの?
アレンジメント
店には、とても元気で面白いおばあちゃまのお客様が、何人かいらっしゃいます。
今日は、市内にお住まいのお婆ちゃまが久しぶりに来てくださいました。
かおる 「○○のおばあちゃまじゃないですか! お久しぶりです!」
おばあちゃま「ほんに久しぶりだなぁ。 死んだと思ってたべ!」
かおる 「ん〜〜〜…いや! ん〜〜〜。心配はしてたけど…」

おばあちゃま「思ってたんだな!まぁ、いいんだけどさ。それより花屋さん、あの子!」
かおる 「えっ! ん?どの子?」
おばあちゃま「いま、横断歩道渡って駅に行く女の子がいるべ? なんでズボン下はいてんだ?」
かおる 「あぁ、やっぱりズボン下だよねぇ。」
おばあちゃま「やっぱ、そぉだよなぁ。 おぃおぃぃ。最近、けっこうアレ穿いて歩いてんのがいんべ?
気になるから、一度誰かに聞いてみようと思ってたんだ!」
かおる 「レギンスって言って、一応お洒落でイマドキなんですよ。ほら、昔スパッツってよく子供に穿かせたでしょ」
おばあちゃま「オレも穿いてんで? ほら」
かおる 「あ! ほんとだ。私も穿いてますよ。ほら」
おばあちゃま「だよなぁ? どう見ても同じだよなぁ」

これがレギンスね
田舎のおばあちゃまなのだけれど、お花がとても好きで気持ちの良い、ステキな方です。
あと、なぜか気が付くと時代の話題に乗っている。
だって、オレオレ詐欺が流行りはじめた頃に、さっそく妙な電話をもらっていたし。
「んでな、なんだか金が欲しいみたいだったからさ。
『困っているなら、金はやらんでもないが。おめぇ、オレの孫じゃぁねえぞ?』って言ってやったんだ」
「なんで分かったの?」
「だって、そん時は孫は、アメリカ行ってたんだもの! 外国からの電話があんなにキレイに聞こえるわけがね!」
「ん〜〜〜〜〜。 ははぁ…」

子供や孫たちに「転ぶと危ないから!」と杖を持たされているのですが、いっつも店に忘れて行って、
途中で「また忘れたよ〜〜〜!」と引き返していらっしゃいます。
「ボケボケだな!」「杖持って出たって、覚えてるんだからただのウッカリですよ」御年とって、89歳。
こんなお婆ちゃま方を見ていると、歳を取るのって悪くないな、と思います。
「おむかえが近いからよ」「いやぁ、まだ行けるでしょ。100歳は難しいかもしれないけど、98なら平気でしょ」
「…あと10年か。そだな!10年なら平気だな!」
まだまだ、行けますよ! 元気でいてね!!
写真のアレンジの実は、赤いのがスズバラ。白いのがシンフォルタルフォス。
いけ花の世界などでは実のものを二つ使うのはちょっと、変なことなのだけれど。
紅白でキレイだから、使っちゃった!
スズバラの品質が最高です! スズバラ大好き!!
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今日は、市内にお住まいのお婆ちゃまが久しぶりに来てくださいました。
かおる 「○○のおばあちゃまじゃないですか! お久しぶりです!」
おばあちゃま「ほんに久しぶりだなぁ。 死んだと思ってたべ!」
かおる 「ん〜〜〜…いや! ん〜〜〜。心配はしてたけど…」

おばあちゃま「思ってたんだな!まぁ、いいんだけどさ。それより花屋さん、あの子!」
かおる 「えっ! ん?どの子?」
おばあちゃま「いま、横断歩道渡って駅に行く女の子がいるべ? なんでズボン下はいてんだ?」
かおる 「あぁ、やっぱりズボン下だよねぇ。」
おばあちゃま「やっぱ、そぉだよなぁ。 おぃおぃぃ。最近、けっこうアレ穿いて歩いてんのがいんべ?
気になるから、一度誰かに聞いてみようと思ってたんだ!」
かおる 「レギンスって言って、一応お洒落でイマドキなんですよ。ほら、昔スパッツってよく子供に穿かせたでしょ」
おばあちゃま「オレも穿いてんで? ほら」
かおる 「あ! ほんとだ。私も穿いてますよ。ほら」
おばあちゃま「だよなぁ? どう見ても同じだよなぁ」

これがレギンスね
田舎のおばあちゃまなのだけれど、お花がとても好きで気持ちの良い、ステキな方です。
あと、なぜか気が付くと時代の話題に乗っている。
だって、オレオレ詐欺が流行りはじめた頃に、さっそく妙な電話をもらっていたし。
「んでな、なんだか金が欲しいみたいだったからさ。
『困っているなら、金はやらんでもないが。おめぇ、オレの孫じゃぁねえぞ?』って言ってやったんだ」
「なんで分かったの?」
「だって、そん時は孫は、アメリカ行ってたんだもの! 外国からの電話があんなにキレイに聞こえるわけがね!」
「ん〜〜〜〜〜。 ははぁ…」

子供や孫たちに「転ぶと危ないから!」と杖を持たされているのですが、いっつも店に忘れて行って、
途中で「また忘れたよ〜〜〜!」と引き返していらっしゃいます。
「ボケボケだな!」「杖持って出たって、覚えてるんだからただのウッカリですよ」御年とって、89歳。
こんなお婆ちゃま方を見ていると、歳を取るのって悪くないな、と思います。
「おむかえが近いからよ」「いやぁ、まだ行けるでしょ。100歳は難しいかもしれないけど、98なら平気でしょ」
「…あと10年か。そだな!10年なら平気だな!」
まだまだ、行けますよ! 元気でいてね!!
写真のアレンジの実は、赤いのがスズバラ。白いのがシンフォルタルフォス。
いけ花の世界などでは実のものを二つ使うのはちょっと、変なことなのだけれど。
紅白でキレイだから、使っちゃった!
スズバラの品質が最高です! スズバラ大好き!!
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- 2007/10/13 02:41:02
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ふ〜〜〜〜〜んだ!分かっているわよっ!!
アレンジメント
9月に受けた健康診断の結果を聞きに行きました。
先生 「いいね… 血圧、いいね。肝臓、いいね。糖尿、いいね。うん全部いいね…あとは痩せればいいね。太りすぎ。以上!」
かおる「そう簡単に痩せりゃぁいいんですけど。先生やせ薬って、ないんですか?」
先生 「痩せるくすりぃ? ふふふ…ないよ!」
かおる「ふっふっふっふっふ… え〜〜〜〜!ないんですか? 漢方でも飲んでみようかしら?」
先生 「飲みたきゃ飲んでもいいけど。ま、気休め程度にしかならないね!
あのね、なかなか痩せない人が体壊して食べられなくなって点滴とか受けるでしょ?
するとね、み〜〜んな悟るんだよ。食べなければ、どうやったって痩せるのさ!!」
かおる「ふふふふふ… ふっふっふ!」

中性脂肪は基準以下だし、太っていると言ったって健康的なデブなんだぞ!私は!!
娘に診断書を見せながら力説していたら「健康的でもなんでも、太りすぎって書いてあるじゃん。
ていうか、診断書見なくたって太ってるのは分かるよ」と言われてしまいました。
ふん!可愛くないわね!!
あんただって子供産んで20年もすれば、フクヨカなおばさんになるんだから!
えぇと、なんの話をしようと…? そう。写真は一昨日の記事と同じ。
ブライダル=フェアのための、お料理を飾るアレンジメントです。
このアマランサスとても良いの!(アマランサスは垂れ下がっている薄緑の紐のような花ね)
アマランサスって、大きくて蛇がトグロを巻いているようなグロテスクなものが多いのだけれど、
大きな作品や生けこみに使うならばともかく、花束やこの位のアレンジメントに入れるには大きいと使いにくいのよね。
特に花束は、一房入れるとグンとインパクトが増してとても良いのだけれど、あまり大きくて重量があるとお客様に迷惑だし。

このサイズは良いです。仕入担当にも「できたら軽くて華奢なものにして。あと赤いのは気持ち悪いからいい。」と言っています。
ただね、小さい枝だと店の棚に置いておいてもアイキャッチにはならないのよね。
2〜2.5mある大きな物だと「ちょっと!!なぁにこれ!!」とお客様がずいぶん面白がって下さるのだけれど、
このサイズだとさすがにね。もともと、さして派手な色合いのものでもなし。
私やスタッフのみんなが自分から取り出して見せないと、なかなか目に留まりません。
スーパーとかの八穀米とかに入ってますよ!と言うとみなさん驚かれます。
とは言っても、花屋で売っているのは食べられないけれど。
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先生 「いいね… 血圧、いいね。肝臓、いいね。糖尿、いいね。うん全部いいね…あとは痩せればいいね。太りすぎ。以上!」
かおる「そう簡単に痩せりゃぁいいんですけど。先生やせ薬って、ないんですか?」
先生 「痩せるくすりぃ? ふふふ…ないよ!」
かおる「ふっふっふっふっふ… え〜〜〜〜!ないんですか? 漢方でも飲んでみようかしら?」
先生 「飲みたきゃ飲んでもいいけど。ま、気休め程度にしかならないね!
あのね、なかなか痩せない人が体壊して食べられなくなって点滴とか受けるでしょ?
するとね、み〜〜んな悟るんだよ。食べなければ、どうやったって痩せるのさ!!」
かおる「ふふふふふ… ふっふっふ!」

中性脂肪は基準以下だし、太っていると言ったって健康的なデブなんだぞ!私は!!
娘に診断書を見せながら力説していたら「健康的でもなんでも、太りすぎって書いてあるじゃん。
ていうか、診断書見なくたって太ってるのは分かるよ」と言われてしまいました。
ふん!可愛くないわね!!
あんただって子供産んで20年もすれば、フクヨカなおばさんになるんだから!
えぇと、なんの話をしようと…? そう。写真は一昨日の記事と同じ。
ブライダル=フェアのための、お料理を飾るアレンジメントです。
このアマランサスとても良いの!(アマランサスは垂れ下がっている薄緑の紐のような花ね)
アマランサスって、大きくて蛇がトグロを巻いているようなグロテスクなものが多いのだけれど、
大きな作品や生けこみに使うならばともかく、花束やこの位のアレンジメントに入れるには大きいと使いにくいのよね。
特に花束は、一房入れるとグンとインパクトが増してとても良いのだけれど、あまり大きくて重量があるとお客様に迷惑だし。

このサイズは良いです。仕入担当にも「できたら軽くて華奢なものにして。あと赤いのは気持ち悪いからいい。」と言っています。
ただね、小さい枝だと店の棚に置いておいてもアイキャッチにはならないのよね。
2〜2.5mある大きな物だと「ちょっと!!なぁにこれ!!」とお客様がずいぶん面白がって下さるのだけれど、
このサイズだとさすがにね。もともと、さして派手な色合いのものでもなし。
私やスタッフのみんなが自分から取り出して見せないと、なかなか目に留まりません。
スーパーとかの八穀米とかに入ってますよ!と言うとみなさん驚かれます。
とは言っても、花屋で売っているのは食べられないけれど。
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- 2007/10/10 00:34:22
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本当の秋
アレンジメント
秋色アジサイが盛りです。
アジサイ好きの常連さんが、歌をうたい出すくらい良い荷が入りました。

お客様「ほんまもんの秋色あじさいだっ! 秋色あじさい♪あきいろあじさい〜♪」
かおる「ほんまもん? …本物じゃないのは、どんなんですか?」
お客様「春の秋色アジサイは本物じゃない! 秋色あじさいは秋以外はまがいです!!」
まぁ、確かに。
国産の秋色アジサイは秋に品質がぐんと良くなって、たくさん出回ります。
春から夏にかけて出回るのは、主にニュージーランドとかの南半球産のものです。
国産と輸入の違いは、国産の方が房の一つ一つが小ぶりで分割して使いやすいことかな。
輸入は、とても大きいものもあって立派なのだけれど、小さいものをいくつも使って陰影を出すのに不便。
立派なだけで、ちょっと使いにくいかな? と思っています。

写真は、明日のブライダルフェアのために作った、料理のサンプルを引き立てるためのアレンジメント。
桐の枝と、秋色アジサイとジンジャー(生姜ね!食用とは品種が少し違います)、エリンジウム、ハラン、ドラセナゴッド。
それにしても、3連休がこうも続くとキツイものがあります。
バタバタバタバタ。せわしないです。
いいお花があくさんあるのに! 勉強会行って、イイ感じにテンションが上がっているのに!!
好きな花を作って遊ぶ、時間が無い…
お花で遊びたいよう…
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アジサイ好きの常連さんが、歌をうたい出すくらい良い荷が入りました。

お客様「ほんまもんの秋色あじさいだっ! 秋色あじさい♪あきいろあじさい〜♪」
かおる「ほんまもん? …本物じゃないのは、どんなんですか?」
お客様「春の秋色アジサイは本物じゃない! 秋色あじさいは秋以外はまがいです!!」
まぁ、確かに。
国産の秋色アジサイは秋に品質がぐんと良くなって、たくさん出回ります。
春から夏にかけて出回るのは、主にニュージーランドとかの南半球産のものです。
国産と輸入の違いは、国産の方が房の一つ一つが小ぶりで分割して使いやすいことかな。
輸入は、とても大きいものもあって立派なのだけれど、小さいものをいくつも使って陰影を出すのに不便。
立派なだけで、ちょっと使いにくいかな? と思っています。

写真は、明日のブライダルフェアのために作った、料理のサンプルを引き立てるためのアレンジメント。
桐の枝と、秋色アジサイとジンジャー(生姜ね!食用とは品種が少し違います)、エリンジウム、ハラン、ドラセナゴッド。
それにしても、3連休がこうも続くとキツイものがあります。
バタバタバタバタ。せわしないです。
いいお花があくさんあるのに! 勉強会行って、イイ感じにテンションが上がっているのに!!
好きな花を作って遊ぶ、時間が無い…
お花で遊びたいよう…
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- 2007/10/07 00:55:15
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戦国時代
アレンジメント
昨日は花キューピットのお勉強会に行ってきました。
パンリード、という資材を使った新しいデザインを各自構築する、という集まりです。
講師はNFD(日本フラワーデザイナー協会)に所属している花屋さんと、団体に属さずに現場一本で腕を磨いてきた、
二人の多摩の花屋さん。10代の頃から知っているから、なんか「頑張れ〜!」という感じで見ちゃうけど、
けっこうエライです。若い頃から素直でよく頑張る、イイ子達でした。失礼なおばさんで、ごめんなさいね!
お店を閉めてから、地域の(場合によっては競争相手になる)花屋のために講習をしてくれます。ありがたいことです。

写真は、その中のNFD所属の先生が「よかったらどうぞ!」とくれたのでもらってきたもの。
お花の先生と言えど、教えるばかりでなくキチンとお勉強をします。
今日は私たちの講習に来る前に、NFDの勉強会があってそこで作ってきたものだそうです。
これは、ドイツのデザインで内側から外に向かって回りながら花が配されています。
ドイツのフラワーデザインは、日本のいけばなの流れを濃く受け継いでいます。
ふんわりと活けるだけだった、教会や宮廷の装飾が経済の成長に従ってジャポニズムの影響も受けながら
ヨーロピアンデザインとして様式が確定し、国によって個性が生まれながら成長したものが今、
一気に日本に流れ込んでいます。
立花の考え方とか、単純な技術や花留めの使い方とか。
「あぁ、そういえば親父達はそんなやりかたしてたよな…」なんていうやりかたが、逆輸入で帰ってきて
「すごい!新鮮だ!!しかもエコ!」と感心することもあります。
写真も、活け花の「矯め」の技術の可能性を突き詰めた形のデザインです。
戦後、お花の飾り方が活け花からフラワーデザインに取って代わったのは、進駐軍の影響でした。
そのため、戦後40年くらいの間はウェスタンデザインとよばれるアメリカ流のデザインが主流でした。

その後、オランダ産の花を売るために、オランダの組合が日本にやってきて大々的にヨーロピアンデザインの広報を行い、
ヨーロッパに花屋の注目が集まってきたところでドイツデザインに主流が移りました。
今は、ヨーロピアンがウェスタンを押しのけつつあります。
ドイツ、オランダ、ベルギー、フランス、イギリス…
各国のトップデザイナーが(小遣い稼ぎに)日本に乗り込んで、百花繚乱、百家争鳴。
日本のフラワーデザイン界は、ちょっとした戦国時代です。
NFDのカリキュラムは、ここでウェスタンスタイルからドイツスタイルへと移行しました。
日本のお花の世界はどんどん変わっていくでしょう。活け花も、フラワーデザインとせめぎあいながら変化しています。
面白い時代に入ったものです。
まぁ、どんなスタイルでどんな活け方をするかなんて、個人の技量とお花に対する感覚に、
ちょっとラッピングをした位のものなんだけどね。
一番大事なのは、技術と感性。とりあえず私は、各国の美味しいところをつまみ食いしながら、楽しませてもらいます。
とりあえず今日は一日中、昨日の講習会で使ったパンリードをいじくりまわしていました。
う〜〜〜ん…長さの制限がなければなぁ。あぁもう!すぐにパキパキ折れるのはどうして!!
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パンリード、という資材を使った新しいデザインを各自構築する、という集まりです。
講師はNFD(日本フラワーデザイナー協会)に所属している花屋さんと、団体に属さずに現場一本で腕を磨いてきた、
二人の多摩の花屋さん。10代の頃から知っているから、なんか「頑張れ〜!」という感じで見ちゃうけど、
けっこうエライです。若い頃から素直でよく頑張る、イイ子達でした。失礼なおばさんで、ごめんなさいね!
お店を閉めてから、地域の(場合によっては競争相手になる)花屋のために講習をしてくれます。ありがたいことです。

写真は、その中のNFD所属の先生が「よかったらどうぞ!」とくれたのでもらってきたもの。
お花の先生と言えど、教えるばかりでなくキチンとお勉強をします。
今日は私たちの講習に来る前に、NFDの勉強会があってそこで作ってきたものだそうです。
これは、ドイツのデザインで内側から外に向かって回りながら花が配されています。
ドイツのフラワーデザインは、日本のいけばなの流れを濃く受け継いでいます。
ふんわりと活けるだけだった、教会や宮廷の装飾が経済の成長に従ってジャポニズムの影響も受けながら
ヨーロピアンデザインとして様式が確定し、国によって個性が生まれながら成長したものが今、
一気に日本に流れ込んでいます。
立花の考え方とか、単純な技術や花留めの使い方とか。
「あぁ、そういえば親父達はそんなやりかたしてたよな…」なんていうやりかたが、逆輸入で帰ってきて
「すごい!新鮮だ!!しかもエコ!」と感心することもあります。
写真も、活け花の「矯め」の技術の可能性を突き詰めた形のデザインです。
戦後、お花の飾り方が活け花からフラワーデザインに取って代わったのは、進駐軍の影響でした。
そのため、戦後40年くらいの間はウェスタンデザインとよばれるアメリカ流のデザインが主流でした。

その後、オランダ産の花を売るために、オランダの組合が日本にやってきて大々的にヨーロピアンデザインの広報を行い、
ヨーロッパに花屋の注目が集まってきたところでドイツデザインに主流が移りました。
今は、ヨーロピアンがウェスタンを押しのけつつあります。
ドイツ、オランダ、ベルギー、フランス、イギリス…
各国のトップデザイナーが(小遣い稼ぎに)日本に乗り込んで、百花繚乱、百家争鳴。
日本のフラワーデザイン界は、ちょっとした戦国時代です。
NFDのカリキュラムは、ここでウェスタンスタイルからドイツスタイルへと移行しました。
日本のお花の世界はどんどん変わっていくでしょう。活け花も、フラワーデザインとせめぎあいながら変化しています。
面白い時代に入ったものです。
まぁ、どんなスタイルでどんな活け方をするかなんて、個人の技量とお花に対する感覚に、
ちょっとラッピングをした位のものなんだけどね。
一番大事なのは、技術と感性。とりあえず私は、各国の美味しいところをつまみ食いしながら、楽しませてもらいます。
とりあえず今日は一日中、昨日の講習会で使ったパンリードをいじくりまわしていました。
う〜〜〜ん…長さの制限がなければなぁ。あぁもう!すぐにパキパキ折れるのはどうして!!
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- 2007/10/05 00:48:40
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桐の実
アレンジメント
アレンジの茶色い実は桐の実ね。(桐の箪笥の桐ね!)
「桐一葉 落ちて天下の秋を知る」と言って、夏が終わるとまっさきに落葉する植物です。
このねぇ、ステキな茶色がなんとも言えず良いのよね! なにものにも変えがたい、大好きな実ものです。
今日は、店の中を一気に片付けました。

夏の間は猛暑、最近までは残暑が怖かったので、店の外にあまり物を出したくなかったんです。
店先の一番目立つ場所に自信を持って飾るほどの良い鉢が市場に出てこなかった!というのもあるし、
見栄えの良いものがあっても、道路からの放射熱や空気の熱さに当てると品質が下がってしまいそうで、
ハロウィンのグッズや風鈴などでお茶を濁していました。
本当は可愛い寄せ鉢や季節の鉢物を置きたいのよね。
ようやく気候がよくなったのでハロウィンの寄せ鉢やニオイザクラの大鉢を、「これを見て!」という感じで
キチンと飾り立てて陳列できるようになりました。
夏の間「良い鉢はいつ入る?」と聞かれると例年は「9月15日過ぎかな?」と返事していたのですが、
今年は「お彼岸過ぎなきゃ無理かな〜」と答えていました。
今年の夏は、北のほうでも夜間温度が高くてなかなか25度を切らなかったからです。
「夜の気温が25度以下」これは、植物の活動が活発になる境界の温度です。
昼間の気温は高くても別にかまわないのだけれど、夜の気温が高いと植物はだんだん疲れてきて、
衰弱して、売り物にはならないものに仕上がってしまいます。
なんというか、熱帯夜で眠れない人間が段々不機嫌になって疲れていくのがもっと顕著になった感じです。
夏の間に出回る鉢植えだけでなく、夏の間に苗を太らせる品種も熱帯夜が続くと良い出来になりません。
シクラメンなんかもそう。生産地がどんどん北へ、標高の高いところへと移動していきます。
かつては、東京北西部のウチの周りにも良いシクラメン農家さんがたくさんありました。

それがグンと減ってしまったのは、色々と事情があるようですが、東京が暑くなりすぎたことも理由の一つです。
かわりに、生産地がどんどん北に向けて広がっていきます。
一方パンジーなんかは、もともとは冬が終わってからがシーズンの植物ですが、晩秋に売るようになりました。
野生の植物の生息域の変化は、園芸などの商売のための植物栽培が先導します。
ん〜〜〜〜。ただ、お店のことだけ考えるのなら、別にいいんだけどね。
すべてに優先するのは品質。次に生産者さんの技術。
どこの産の品物かなんて、自信をもってお客さんに進められる品物ならば、私は気にしないのだけれど。
でもまぁ、変化する気象を追いかけるのに生産者さんが手一杯になってしまうのは、もっと他に研究して欲しい
技術や工夫がお留守になってしまうわけで。生産者さんの負担は、最終的には花屋とお客様に跳ね返ります。
もうちょっと、ね。全体的に涼しくなってくれても良いのだけど。
というか、日本列島全体がもうちょっと南のほうに移動して、海抜がもう1000メートルほど
全体的に高くなってくれると、涼しくてお日様は良くあたって、都合がいいんだがなぁ。
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「桐一葉 落ちて天下の秋を知る」と言って、夏が終わるとまっさきに落葉する植物です。
このねぇ、ステキな茶色がなんとも言えず良いのよね! なにものにも変えがたい、大好きな実ものです。
今日は、店の中を一気に片付けました。

夏の間は猛暑、最近までは残暑が怖かったので、店の外にあまり物を出したくなかったんです。
店先の一番目立つ場所に自信を持って飾るほどの良い鉢が市場に出てこなかった!というのもあるし、
見栄えの良いものがあっても、道路からの放射熱や空気の熱さに当てると品質が下がってしまいそうで、
ハロウィンのグッズや風鈴などでお茶を濁していました。
本当は可愛い寄せ鉢や季節の鉢物を置きたいのよね。
ようやく気候がよくなったのでハロウィンの寄せ鉢やニオイザクラの大鉢を、「これを見て!」という感じで
キチンと飾り立てて陳列できるようになりました。
夏の間「良い鉢はいつ入る?」と聞かれると例年は「9月15日過ぎかな?」と返事していたのですが、
今年は「お彼岸過ぎなきゃ無理かな〜」と答えていました。
今年の夏は、北のほうでも夜間温度が高くてなかなか25度を切らなかったからです。
「夜の気温が25度以下」これは、植物の活動が活発になる境界の温度です。
昼間の気温は高くても別にかまわないのだけれど、夜の気温が高いと植物はだんだん疲れてきて、
衰弱して、売り物にはならないものに仕上がってしまいます。
なんというか、熱帯夜で眠れない人間が段々不機嫌になって疲れていくのがもっと顕著になった感じです。
夏の間に出回る鉢植えだけでなく、夏の間に苗を太らせる品種も熱帯夜が続くと良い出来になりません。
シクラメンなんかもそう。生産地がどんどん北へ、標高の高いところへと移動していきます。
かつては、東京北西部のウチの周りにも良いシクラメン農家さんがたくさんありました。

それがグンと減ってしまったのは、色々と事情があるようですが、東京が暑くなりすぎたことも理由の一つです。
かわりに、生産地がどんどん北に向けて広がっていきます。
一方パンジーなんかは、もともとは冬が終わってからがシーズンの植物ですが、晩秋に売るようになりました。
野生の植物の生息域の変化は、園芸などの商売のための植物栽培が先導します。
ん〜〜〜〜。ただ、お店のことだけ考えるのなら、別にいいんだけどね。
すべてに優先するのは品質。次に生産者さんの技術。
どこの産の品物かなんて、自信をもってお客さんに進められる品物ならば、私は気にしないのだけれど。
でもまぁ、変化する気象を追いかけるのに生産者さんが手一杯になってしまうのは、もっと他に研究して欲しい
技術や工夫がお留守になってしまうわけで。生産者さんの負担は、最終的には花屋とお客様に跳ね返ります。
もうちょっと、ね。全体的に涼しくなってくれても良いのだけど。
というか、日本列島全体がもうちょっと南のほうに移動して、海抜がもう1000メートルほど
全体的に高くなってくれると、涼しくてお日様は良くあたって、都合がいいんだがなぁ。
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- 2007/10/03 00:41:23
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